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坪単価とは?大手ハウスメーカーで価格を比較してみた!

2019年08月28日
不動産スタッフ

新築住宅を購入する時、特に注文住宅を建てる時によく用いられるのが坪単価です。これは1坪当たりに対して、どれぐらいの価格となっているか見るもので、その家を建てるための費用をおおよそで計算することができるものになります。もちろん、この計算方法が正しいわけではなく最終的に見積もりをしてもらって正確な費用を出して貰えれば、坪単価よりも安くなったり高くなったりします。あくまでも、工事を行ってくれる業者が出している目安といえるもので、業者選びの情報となるものです。

坪単価の計算方法は、本体価格を延床面積で割ることで求めることができ、例えば2,000万円だとして40坪の家だった場合には1坪当たりの単価は50万円という事になります。たいていの場合に坪単価は、延床面積で割られるもので、延床面積は建物内部の床のある部分を指すものです。ここで注意しなければならないのは、外構など外回りの費用が含まれていないことで、建物以外に費用を掛けることになれば、当然ながら支払うべき金額も上がります。ただ、いずれにしても坪単価はハウスメーカーなど家を建ててくれる業者を比較する時に、ある程度の目安として広く使われているものです。

ハウスメーカーの坪単価の相場を比較しても、実際にはあまり参考にならないものといえます。ハウスメーカーにも、格安で売り出しているところもあれば、品質に拘って作っているところもあるからです。もちろん格安で作っているからといって、ものが悪いというわけではなく妥協できるところは妥協してコストダウンを図ったり、またはスケールメリットや大量発注といった方法で調達コストを下げているところもあります。それと意外とかかるのが設備費で、たいていの場合には価格の高いハウスメーカーは設備の品質に拘ったりして、相場より高くなっています。

おすすめのハウスメーカーというのもそれぞれに特徴があり、格安を売りにしているところであれば坪単価は50万円を切る水準にあります。また名だたる大手のハウスメーカーでは60万円から100万円が相場で、同じ坪単価でも2倍になることも珍しくありません。もちろん、高ければ設備も良いものを使っているので満足度が高いものですが、実際に比較するのであれば、坪単価だけを見るのではなくモデルハウスなど住宅展示会や実際にそのハウスメーカーで建てた家を見学させてもらうなど実物を見て選ぶことがおすすめです。